仕事を優先させていた僕にも原因があったと思います。妻に浮気をされていました。その原因は、僕が妻とのコミュニケーションを怠ったっていたことにあります。妻にずいぶん寂しい想いをさせていたようです。僕は妻のそんな気持ちに全然気づいてあげられませんでした。妻が浮気しているか、調査してみようと思ったのは、職場の後輩が呑みの席で、妻に浮気されていたという話を打ち明けられたからです。彼も僕と同様、残業・休日出勤など家族のために、寝る間も惜しんで仕事に毎日を費やしていました。彼の家にはまだ子供がおらず、お嫁さんもこちらに嫁いできた身で友達もおらず、家で1人寂しく過ごしていたようなのです。彼のお嫁さんと妻に共通しているのは、僕がこちらの地方に転勤となり初めて住む場所、昼間に1人で居るという点です。僕は大学卒業後に妻と結婚し、すぐに子供を授かりました。その一人娘も私達両親と過ごすより、今では友達と過ごす時間の方が長くなりました。娘はクラスに溶け込むことが出来ましたが、妻はあまりそういうのが得意ではない性格です。今からするお話は、GPSサービスさんのレンタルを利用して妻の浮気を知り、彼女から聞いた浮気までの経緯です。妻はSNSで知り合い、仲良くなった女性に「一度会ってみ話をしませんか？」と誘われました。その女性は昔、妻の実家近くに住んでいたことがあり、話がとても弾んだそうです。妻はすぐに快諾しました。しかし、待ち合わせ場所に行ってみると、女性の他にもう1人男性が立っていました。女性は妻のことを、SNS上で女を装っている男の可能性があるかもしれない、と身の安全のため男性を連れてきたそうです。そして何度かその3人で会っているうちに、男性と二人きりで会う約束をしてしまった、と妻は言いました。そして、妻の断れない性格が災いし「約束したその日にホテルへ行き、一線を越えてしまった」と泣きながら僕に謝りました。それからも男性から連絡がくる度に、ずるずると関係は続いていたようなのです。僕は後輩から、GPSサービスさんのURLを教えてもらっていました。後輩の話を聞いて、少し妻のことが気になった僕は、GPSサービスさんのホームページを見てみることにしました。GPSサービスさんのホームページには、初めてGPSのレンタルを考えている人に向けた注意喚起を目立つよう表示してあり、とても親切な業者さんだと思いました。また、家に妻がいることの方が多く、自宅に届けられると厄介だと思っていたので、配達先を勤務先に変更できることが書かれていて、有難かたいと思いました。僕はあまり通販を利用しませんし、僕宛に届く荷物も滅多になく、妻が不審に思うかもしれない、と思ったからです。ホームページでGPSの機能なレンタルに関しておおよそのことは分かりましたが、どのGPSが僕と妻のケースに合っているのかをメールで質問しました。GPSサービスさんからの返信は速く、メールの内容も私が知りたいこと、思っていることをよく理解していると感じられました。僕はそのメールを読んで、電話をかけました。残業後で夜遅かったのですが、24時間対応しているため、こちらの都合が良いときに電話できて良かったです。フリーダイヤルですし、僕のように初めて利用する人も気軽に電話をかけやすいな、と思いました。電話での対応も申し分なく、車タイプのGPSをレンタルしました。ホームページでのサイズの評価は星2つになっていましたが、車の下に付けますので評価を上げても良いのでは？と思うほどでした。位置検索はどれほど正確なものなのかを知るために、お試し期間中に自分の車に付けて、ドライブへ出かけました。オフィス街や住宅街など建物が密集している辺りを走ってみたのですが、驚くほど正確に自分の居る位置が表示されていました。これが、最終的にGPSサービスさんのレンタルを利用する決め手となりました。翌日仕事が終わり、帰宅した時に妻の車に取り付けました。4、5日の間は百貨店や近くのスーパーに買い物へ出かけていたようですが、とうとうラブホテルに妻が行っていたことが発覚しました。「まさか、そんな・・・」という気持ちで、胸が苦しくなりました。妻に浮気していることを問い質すまで、毎日苦しい思いをしました。レンタル期間が終わるまで、妻は昼間に3回ラブホテルを利用していたことが分かりました。その後、妻にGPSを使って監視していたことを打ち明けました。妻はそのことについては一切怒らず「気づいてくれて良かった」と言いました。妻は男性と縁を切りたいと思っていたのですが、自分では言い出せず、私に後ろめたい気持ちで苦しんでいたそうです。その後男性から連絡があり、妻と会う日に私も連れ添いました。その場で互いの連絡先を消去させました。二度とその男性から連絡は来なくなり、妻も心安らぐ日々を送れているようです。私もこの出来事を境に、妻とゆっくり話す時間を作ったり、出掛けたりする機会を増やし、二人の時間を大切にするようになりました。